子どもにパソコンを購入するときのセキュリティ対策:第3回
子どもがインターネットを利用する際のリスク
子どもがインターネットを利用する際には、さまざまなリスクが潜んでおり、保護者の注意が不可欠でしょう。
具体的には、SNSやオンラインゲームを通じたネットいじめが挙げられます。
LINEなどのメッセージアプリでの既読無視やグループ外しといった仲間外れ、匿名性を悪用した誹謗中傷などがその一例といえます。
また、個人情報の漏洩も大きなリスクです。
SNSの投稿に位置情報が含まれていたり、写真の背景から住所や学校が特定されたりするケースがあるのです。
知らないうちに個人情報が抜き取られ、架空請求や詐欺被害に遭う可能性も否定できません。
さらに、オンラインゲームの高額課金や、著作権侵害といった金銭的なトラブルも発生しやすくなっています。
特に注意したいのは、SNSで知り合った相手からの誘い出しによる性被害でしょう。
実際に、小学生が誘拐されるといった事件も発生している状況です。
このように、インターネットの世界には子どもたちにとって多くの危険が存在するため、保護者はしっかりと対策を講じる必要があるのであり、子ども自身もリスクを理解しておくことが大切です。

