子どもにWindowsパソコンを購入するときのセキュリティ対策:第11回
安全なパスワードの設定と管理
パソコンを安全に利用するためには、推測されにくい複雑なパスワードの設定が不可欠です。
誕生日や名前など個人情報から類推できるものは避け、大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた12文字以上の文字列が推奨されます。
例えば、「P@ssw0rd123!」のように、意味のない文字列に記号を混ぜ込むとより安全性が高まるでしょう。
作成したパスワードは、紙にメモして金庫に保管したり、信頼できるパスワード管理ツールを利用したりする方法で厳重に管理することが求められます。
特に、パスワード管理ツールの中には、強力なパスワードを自動生成してくれる機能を備えたものもあり、活用を検討してはいかがでしょうか。
なお、同じパスワードを複数のサービスで使い回す行為は、不正アクセス被害のリスクを高めるため絶対に避けなければなりません。

