子どもにWindowsパソコンを購入するときのセキュリティ対策: 第18回
オンラインでのプライバシー保護
お子様が安全にインターネットを楽しむためには、オンラインでのプライバシー保護が非常に重要です。
個人情報とは何か、なぜそれを守る必要があるのかを親子で話し合い、理解を深めることが第一歩となるでしょう。
インターネットの世界には、残念ながら子どもの個人情報を悪用しようと考える人が存在します。
氏名、住所、電話番号、学校名、顔写真といった情報が意図せず公開されてしまうと、いじめや詐欺、さらにはストーカー被害といった深刻なトラブルに巻き込まれる危険性があるのです。
また、普段利用しているウェブサイトやアプリの設定が、気づかないうちに個人情報を収集・公開する設定になっているケースも少なくありません。
具体的には、SNSの公開範囲を「友達のみ」に限定したり、位置情報サービス(GPS)をオフにしたりすることが有効です。
また、オンラインゲームで本名や学校名など個人が特定できるようなニックネームを使わないことや、見知らぬ人からのフレンド申請は慎重に判断することも大切になります。
ウェブサイトの閲覧履歴や検索履歴、Cookieといった情報も定期的に削除する習慣をつけることをお勧めします。
